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2012年3月6日21時42分

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福島第一4号機、天井の巨大クレーン撤去 作業写真公開

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写真:東京電力福島第一原発4号機の天井クレーン撤去作業。天井に据え付けられていた横32メートル、縦10メートルの巨大な枠が地上に下ろされた=5日、東京電力提供拡大東京電力福島第一原発4号機の天井クレーン撤去作業。天井に据え付けられていた横32メートル、縦10メートルの巨大な枠が地上に下ろされた=5日、東京電力提供

 東京電力福島第一原発4号機で、原子炉建屋上部のがれきや機器を撤去する作業が進んでいる。東電は6日、5日に実施した天井部のクレーンを撤去する作業の写真を公開した。クレーンは格納容器のふたや機器を移動させるのに使われ、けた部の重さは110トン。5日に大型クレーンを使って地上に下ろした。今後、6月末までに最上階の5階の床より上にある鉄骨や壁をすべて解体し、8月末までには格納容器のふたなども撤去する。

 4号機では、5階のプールにある使用済み燃料の取り出しが課題になっている。解体後は建屋にカバーを設置。燃料を敷地内にある共用プールに移すための設備を整備する。

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