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最終更新:2012年3月5日(月) 10時1分

韓国、初の「脱原発新党」旗揚げ

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 福島第一原発の事故からまもなく1年になるのを前に、韓国では初めて脱原発を目指す新党が旗揚げされました。

 4日、韓国で旗揚げされた「緑の党」は、原発によらないエネルギー政策の推進=「脱原発」を目指しています。福島第一原発の事故以降、韓国でもドイツの「緑の党」のような政党を求める声が上がっていました。新党結成には全国5つの地域でそれぞれ1000人を超える党員が必要ですが、すでに6600人余りが党員登録を行ったということです。

 「韓国で緑の党をつくろうという試みはこれまでもありましたが、正式な政党を旗揚げしたのは今回が初めてです」(緑の党事務局 ハ・スンス弁護士)

 現在21基の原発が稼働中の韓国では政府が原発推進の立場を明確にしていて、去年12月には新たな原発建設予定地が発表されたばかりです。「緑の党」では「原発推進政策にストップをかけたい」としていて、来月の総選挙では2人の候補者を擁立する予定です。(05日08:02)

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