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伊万里市長、再稼働の事前了解 九州電力に求める意向 | ||
九州電力に原子力安全協定の締結を求める意向を示している伊万里市の塚部芳和市長は5日、玄海原発(東松浦郡玄海町)の再稼働に関する事前了解を盛り込んだ協定を要望する考えを明らかにした。長崎県松浦市など玄海原発周辺7市と連携して、4月中旬をめどに九電に申し入れる。 定例会見で、塚部市長は「原発事故では立地自治体だけでなく、周辺自治体にも影響が出ることは明らか。原発の再稼働には周辺自治体の同意が必要ではないか」と述べた。再稼働の判断基準となる原発の安全性については「電力会社が安全性を保証するのではなく、専門家などによる第三者機関がチェックする仕組みが望ましい」とした。 伊万里市は玄海原発から最短で12キロに位置。今後、周辺自治体と安全協定の内容を協議する。 |
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2012年03月06日更新 |