6日の中国地方は南からのやや強く暖かい風が吹き、気象台は「中国地方で春一番が吹いた」と発表しました。
6日の中国地方は、日本海を東北東に進む低気圧に向かって、南からのやや強く暖かい風が吹き、広島地方気象台は「中国地方で春一番が吹いた」と発表しました。
中国地方の春一番は、去年より13日早くなりました。
広島市中区の原爆ドームの周辺では街路樹が時折、風に揺れ、通りかかった女性は「平和公園の桜のつぼみもピンク色に変わっていました。早く春が来たらいいなと思います」と話していました。
気象台によりますと、午後3時までの中国地方各地の最大瞬間風速は、松江市で22.2メートル、島根県浜田市で21メートル、広島市で15.1メートル、鳥取県境港市で14.7メートル、岡山市で13.3メートルを観測しました。
また、気温も上がり、日中の最高気温は鳥取市で17度3分、岡山市で16度1分、松江市で15度1分、広島市で14度9分と、3月下旬から4月上旬の暖かさとなりました。
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