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ローパーさん“被災者を忘れない”

3月3日 19時38分

ローパーさん“被災者を忘れない”
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世界的なポップスターのシンディ・ローパーさんが、東日本大震災から1年を前に来日してNHKのインタビューに答え、「世界ではさまざまな困難があるが、お互いが支え合えば乗り越えられる。私は被災者のことを忘れない」と話しました。

シンディ・ローパーさんは、東日本大震災が起きた去年3月11日の当日に日本を訪れ、原発事故への不安が広がるなかでも帰国せずにコンサートを行い、震災直後の日本にエールを送りました。
シンディさんは今月、大震災から1年に合わせて再び来日し、3日、NHKのインタビューに答えました。
この中でシンディさんは、去年の公演を振り返って、「原発事故はもちろん怖かったが、当時は日本に残るべきだと思った。日本にいるのだから、今できることをやるべきだと思った」と話しました。
再び来日を決めたことについて、シンディさんは「私は被災した人たちのことを忘れていない。世界ではさまざまな困難があり、どんな人も困難に直面する。でも、だからこそ、お互いがお互いのために存在しているし、お互いが支え合っていけば、必ず困難は乗り越えられる」と話しました。
シンディさんは、震災からちょうど1年の今月11日には東京の渋谷でコンサートを開き、その様子は宮城県の石巻市と名取市、岩手県の北上市、そして福島市の4か所の映画館で無料で中継される予定です。