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道外

南三陸町長を業過致死容疑で告訴 防災庁舎の41人犠牲で

(03/06 12:19)

 東日本大震災で宮城県南三陸町の防災対策庁舎にいた町職員ら41人が犠牲になったのは、佐藤仁町長が高台へ避難させず、庁舎にとどまらせたのが原因として、町職員の2遺族が6日、佐藤町長に対する業務上過失致死容疑の告訴状を宮城県警南三陸署に提出した。同署は内容を検討した上で受理するかどうか決めるとしている。

 告訴状によると、佐藤町長は震災後すぐ、災害対策本部を同庁舎2階に設置。大津波警報が発令され、防災無線で高台避難が呼び掛けられる中、津波が庁舎屋上に押し寄せるまでの約45分間、町職員らを庁舎内にとどまらせたとしている。

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