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【サッカー】

ザック“非情選考”を予告 経験、貢献度より実力と体調優先

2012年3月6日 紙面から

リラックスした表情で取材に応じる日本代表ザッケローニ監督=東京都内で

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 日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(58)が5日、今年6月から始まるW杯アジア最終予選に向け、「非情選考」を予告した。メンバー選考に関して「代表に貢献してきた選手には称賛を与えたいが、(現代表選手の)パフォーマンスが想定を下回る場合、成長していない場合、その時点で一番良い選手をチョイスしていく」と、代表経験や貢献度より実力とコンディションを最重視する方針を明らかにした。

 就任から19試合を経て、MF遠藤(G大阪)、DF今野(同)ら骨格を担う選手は固まってきた。ただ、一定の評価は与えても、定位置までは与えない。ザック監督は「新しい素材は出てくる」「他の要素も取り入れていかないといけない」などと新陳代謝の必要性を明かし、「自分は過去に生きる監督でも、Jの監督でも、若手を重視する監督でもない。その時点で、一番良い選手を選ぶ代表監督だ」と強調した。

 待望のJリーグ開幕に触れ、指揮官は「Jは最大の供給源なのでしっかりスカウティングする。新しい人材の発掘について、国内組からは十分あり得る」と新戦力の登用に積極的な姿勢。“序列”を排除し、ザック監督が最強チームを構築する。 (松岡祐司)

 

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