高橋　”全裸オーラ”に圧倒　大砲プホルスにシャワー室で遭遇

　【テンピ（米アリゾナ州）ＡＫＩ猪瀬】エンゼルスの高橋尚成投手（３６）が２日、カージナルスからＦＡ移籍した大砲アルバート・プホルス一塁手（３２）＝前カージナルス＝から発せられる“全裸オーラ”に恐れおののいた。練習後にシャワー室で２人きりになったが、近寄りがたい空気を実感。現役最強打者と評されるだけに「ものすごいオーラを感じて、十分に体を洗うことができなかった」と苦笑いした。

　もちろん、グラウンドでも強烈なオーラを放っている。高橋はメッツ時代に一度だけ対戦があるが、その時は敬遠四球。「独特のフォームで構えられた時は、どこに投げても打たれると感じた」と背筋を凍らせた。

　プホルスの加入については「これ以上の補強はない」と断言。特に今季はダルビッシュが加入したア・リーグ王者レンジャーズとの同地区対決が注目を集めるだけに、「ダルとプホルスとの対決は、選手としてだけでなくファンとしても楽しみ」と語った。

　この日は２度目の打撃投手を務め、低めに集めた変化球で４度空振りを奪った。