群馬の女性殺害 男を再逮捕

3月2日 20時37分

先月、群馬県みどり市の住宅の敷地で８５歳の女性が殺害されているのが見つかった事件で、警察は、女性の長女をナイフで切りつけた疑いで逮捕していた２４歳の男が女性を殺害した疑いが強まったとして、強盗殺人の疑いで再逮捕しました。

再逮捕されたのは、群馬県みどり市の会社員、北村庸容疑者（２４）です。
この事件は先月２０日、みどり市大間々町の住宅の敷地で、この家に住む深澤かつ江さん（８５）が首を刺されて死亡しているのが見つかったものです。
警察は、深澤さんの長女をナイフで切りつけたとして北村容疑者を殺人未遂の疑いで逮捕していましたが、その後の調べで深澤さんを殺害した疑いが強まったとして、２日、強盗殺人の疑いで再逮捕しました。
警察によりますと、北村容疑者は深澤さんに１００万円の借金があり、返済を免れようと深澤さんを刺したということです。
また、北村容疑者は深澤さんの長女にも３００万円の借金があったほか、深澤さんを殺害したあと、家にあった１２０万円を奪っていたということです。
北村容疑者は、警察の調べに対して「遊興費や飲食費で金が必要だった」と供述し、容疑を認めているということです。
警察は、金目当ての犯行の疑いがあるとみて調べています。