松井氏、資産課税強化は削除も 軌道修正を示唆大阪維新の会で幹事長を務める松井一郎大阪府知事は5日、事実上の次期衆院選公約「維新八策」の骨格に盛り込んでいた資産課税強化を削除し軌道修正を図る可能性を示唆した。2月に示した骨格では税制の柱に位置付けていたが、課題が多いと判断したようだ。 松井氏は資産課税強化に関し「日本から富裕層が外に出ていく懸念がある」と理由を説明。八策の文言は調整中だが「非常に厳しいのではないか」と見通しを述べた。元内閣参事官で経済学者の高橋氏の見解も参考にしたと明らかにした。 一方で松井氏は、歳入庁の新設や社会保障番号制度の導入が必要だと強調した。 【共同通信】
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