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経済
大阪ベイエリアにカジノ・リゾート 関西経済同友会が提言
2012.3.2 20:00
関西経済同友会は2日、関西経済の活性化を狙った統合型リゾートの提言を発表した。舞洲(大阪市此花区)を中心にしたベイエリア地区に大型展示場やホテル、巨大なスタジアムなどに加えてカジノも2カ所に建設し、国際都市間競争力を高めるべきだとした。シンガポールの統合型リゾートを参考にしたといい、初期投資は6千億~9千億円で、ほぼ民間資金で賄うという。
リゾートは舞洲や夢洲、咲洲から天保山、USJなどを含むベイエリアの約79万3千平方メートルで開発。同エリア内に6万人が収容できる会議室や3万平方メートルの展示場、文化・芸術拠点となる関西ミュージアムなどを建設し、既存の施設と連携して国内外からの集客を図りたいとしている。
カジノについてはエリア内に2カ所建設。リゾート内各施設を収益面で支援するとともに、運営面では高い雇用創出が期待できるとしている。ターゲットは外国人観光客で、日本人の利用については登録制度などの厳格な制限策を設けることも検討すべきだとしている。
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