強盗傷害:テコンドー四段の教諭、跳び蹴りしバッグ奪う

2012年3月5日 20時15分 更新:3月5日 22時3分

 路上で女性に跳び蹴りをしてバッグを奪ったとして、警視庁多摩中央署は5日、東京都多摩市立大松台小教諭、石塚力泰容疑者(38)=稲城市若葉台1=を強盗傷害容疑で逮捕したと発表した。石塚容疑者は「体がぶつかりそうになったが、知らんぷりをしているので頭にきてやった」と容疑を認めているという。日本国際テコンドー協会によると、石塚容疑者はテコンドー四段で師範の資格を持ち、調布市内の道場で指導していた。

 逮捕容疑は、2月5日午前1時半ごろ、稲城市百村の歩道で、歩いていた無職女性(18)の背後からいきなり蹴りつけ、倒れた女性の顔をさらに数回蹴って軽傷を負わせ、現金約1000円が入ったバッグを奪ったとしている。

 多摩市教委教育指導課によると、石塚容疑者は07年4月から同小で勤務し、現在は6年生の担任。同課は「許されない行為。児童や保護者に申し訳ない」などとしている。【内橋寿明】

top
文字サイズ変更
このエントリーをはてなブックマークに追加
Check
この記事を印刷
 

おすすめ情報

注目ブランド

特集企画

東海大学:東日本大震災から1年。地震はいつ来るのか。

難しいといわれる地震予知に挑む、

地震予知研究センター長、長尾教授に聞く。

知ってほしい 岩手・宮城のガレキのいま ~1日も早い復興を目指して~ 写真展

岩手県・宮城県に残る災害廃棄物の現状とそこで暮らす人々のいまを伝える写真展を開催中。