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被災地復興伝える写真 官邸に展示

3月5日 11時51分

被災地復興伝える写真 官邸に展示
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東日本大震災からまもなく1年になるのを前に、政府は、総理大臣官邸を訪れる海外のリーダーたちに被災地の復興の様子を改めて知ってもらおうと、5日から官邸の入り口に被災地から寄せられた写真を展示しました。

政府は、去年9月から総理大臣官邸のホームページ上に東日本大震災の被災地から募った写真を掲示していて、これまでに寄せられた投稿は500点を超えています。
そして、震災からまもなく1年になるのを前に、総理大臣官邸を訪れる海外のリーダーたちに被災地の復興の様子を改めて知ってもらおうと、投稿された写真のうち30点を5日から官邸入り口のホールに展示しました。
展示された写真は、宮城県東松島市の小学校の児童たちが温かい給食を笑顔で食べている姿を撮影したものや、岩手県釜石市で新しく作られた漁船が初めて海に出る様子を撮影したものなどで、野田総理大臣も5日午前、官邸に入る際に立ち止まって見入っていました。
このあと、野田総理大臣は記者団に「子どもの笑顔がいちばんほっとする。写真からは、復興にかけた人々の思いや息づかいが伝わってくる。復興庁も出来たので、スピードアップをし、復興に向けて全力で頑張っていきたい」と述べました。