震災支援でオークション　美術作家１２３人参加

　東日本大震災で親を亡くした子供たちを支援しようと、全国の美術作家１２３人が参加するチャリティーオークション「３・１１きずな展」が２２日から開かれる。日本画家西野陽一さんらが５日、都内で記者会見した。

　日本画や洋画、陶芸などの作家が新作を出品。落札金額の全額を被災地で遺児支援に取り組む「あしなが育英会」（東京）に寄付する。

　１９９５年の阪神大震災後に同様のオークションを開いた作家も多数参加。この時は落札額が約７千万円に達した。

　展示会は３月２２〜２７日に高島屋東京店、４月２６日〜５月１日に盛岡市の百貨店川徳、５月１７〜２１日に高島屋京都店で開かれる。