人気爆発！！ＢＩＧＢＡＮＧ　アジア勢史上最大の世界ツアースタート

　韓国の５人組ダンス＆ボーカルグループ「ＢＩＧＢＡＮＧ」が、２日から４日にかけて同国のソウルオリンピック公園体操競技場で、アジアのアーティストとして史上最大規模となるワールドツアーをスタートさせた。５月の日本公演のほか、アジア、北米、南米、欧州の１６カ国（地域も含む）２５都市を約１０カ月かけて回り、５０万人以上の観客動員を見込んでいる。世界最高峰の制作陣を招いて“ドリームチーム”を結成。生バンドやダンサーを従えた圧巻のパフォーマンスで世界の頂点を目指す。

　ワールドツアー開催にあたり、超強力な援軍が加わった。レディー・ガガ（２５）やビヨンセ（３０）らのライブ演出を手掛けるローリー・アン・ギブソン氏（４２）を総監督に迎え、マドンナ（５３）やＵ２のワールドツアーを手掛けた世界最高のライブ制作会社「ＬＩＶＥ　ＮＡＴＩＯＮ」がステージを全面プロデュースした。

　照明や音響、映像のチームも世界最高峰で、まさに“ドリームチーム”。これにバンドメンバー９人とダンサー１６人が加わり、米国的なスパイスとＫ−ＰＯＰを融合させた唯一無二のステージが完成した。

　リーダーのＧ−ＤＲＡＧＯＮ（２３）は「本当に気持ちがいい。今まではファンと一緒に遊ぶという感覚でしたが、今回はショーやミュージカルのような感覚。アーティスト同士で一つの舞台を作っていくことで、自分たちも大きな刺激を受けています」と手応えを口にした。

　３日の公演では、日本からのツアー客をはじめ、中国やカナダ、欧州からもファンが駆けつける中、代表曲「Ｔｏｎｉｇｈｔ」や最新ミニアルバム「ＡＬＩＶＥ」（韓国盤）の収録曲「ＢＡＤ　ＢＯＹ」などを含む２６曲を披露し、約１万３０００人を楽しませた。

　「ＢＩＧＢＡＮＧの色は世界に一つしかない。パフォーマンスや音楽がかっこいいし、独創性ならどの国に行っても負けない」。ＳＯＬ（２３）は自信たっぷりに言い切った。グループ名どおり、世界中で人気が大爆発する日は近そうだ。　（江川悠）