東京都新宿区のマンションで覚醒剤を使用したとして、警視庁大井署が埼玉医科大学国際医療センター(埼玉県日高市)の医師、矢ケ崎史治容疑者(48)=飯能市本町=を覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕していたことが同署への取材でわかった。逮捕容疑は2月26日、同マンションで覚醒剤を注射し、使用したとしている。矢ケ崎容疑者は容疑を認めているという。大井署によると、他の覚醒剤事件の容疑者の供述などから矢ケ崎容疑者の関与が浮上した。
埼玉医科大広報室によると、矢ケ崎容疑者は国際医療センターの造血器腫瘍科に所属している。同大は「事実なら医師として社会人としてあってはならないことで深くおわびする。捜査結果を待って厳正に対処したい」とするコメントを出した。【浅野翔太郎】
毎日新聞 2012年3月5日 12時35分(最終更新 3月5日 13時46分)
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