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血液疾患は赤血球が減少する貧血性疾患、白血病やリンパ腫などの造血器腫瘍、そして血小板や凝固因子の異常による出血性疾患に大きく分類されます。当科ではそれらの血液疾患の中でも特に白血病、悪性リンパ腫等の造血器腫瘍と再生不良性貧血、骨髄異形成症候群などの造血障害を中心に診療を行っています。それらの疾患に対して必要に応じ、自家幹細胞移植、同種幹細胞移植も行っています。
当科では、6床の造血幹細胞移植用無菌病室(クラス100)の他30床のクラス10,000の無菌室を備えています。患者様の診療は、血液専門の医師が担当し、十分なインフォームドコンセントのうえ、適切な医療を常に心がけています。また、全国組織の治療研究グループに参加し、各種疾患の最先端医療を提供できるよう努めています。 |
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当診療科の対象疾患は次のようになっております
・貧血(再生不良性貧血・骨髄異形成症候群)
・急性白血病、慢性白血病
・骨髄増殖性疾患(真性多血症・本態性血小板血症・骨髄線維症など)
・悪性リンパ腫(ホジキン病、非ホジキンリンパ腫など) |
当診療科では次のような症状を扱っております
・健康診断で白血球、赤血球、血小板に異常があると言われた
・顔色が青白いと言われる
・動悸、息切れ、めまいを感じる
・リンパ節が腫れている
・あざ(紫斑)ができやすい |
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2009年度(2009年4月1日から2010年3月31日まで)の診療実績 |
新入院患者数 |
209人 |
外来患者数 |
7,130人 |
一日平均外来患者数(休日を除く) |
24.3人 |
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■主な血液疾患の新患数 |
1.悪性リンパ腫新患数 |
147人 |
ホジキンリンパ腫 |
9人 |
非ホジキンリンパ腫 |
138人 |
2.急性白血病新患数 |
29人 |
急性骨髄性白血病 |
20人 |
急性リンパ性白血病 |
9人 |
3.慢性骨髄性白血病新患数 |
7人 |
4.骨髄異形成症候群新患数 |
17人 |
5.再生不良性貧血新患数 |
3人 |
6.本態性血小板血症新患数 |
5人 |
7.骨髄線維症新患数 |
4人 |
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■造血幹細胞移植実績 |
1.同種移植 |
8例 |
骨髄移植 |
2例 |
臍帯血移植 |
4例 |
末梢血幹細胞移植 |
2例 |
2.自家移植 |
1例 |
末梢血幹細胞移植 |
1例 |
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別所正美(べっしょ まさみ)/教授
専門分野 : 血液内科学、貧血性疾患の診断と治療、造血因子療法 |
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松田 晃(まつだ あきら)/教授
専門分野 : 血液内科学、貧血・再生不良性貧血、骨髄異形成症候群の診断と治療 |
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新津 望(にいつ のぞみ)/教授
専門分野 : 血液内科学、悪性リンパ腫の診断と治療 |
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川井信孝(かわい のぶたか)/診療科長、准教授
専門分野 : 血液内科学、造血細胞移植、臨床輸血学 |
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高橋直樹(たかはし なおき)/副診療科長、准教授
専門分野 : 血液内科学、造血細胞移植、悪性リンパ腫の診断と治療 |
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矢ヶ崎史治(やがさき ふみはる)/講師
専門分野 : 血液内科学、白血病の診断と治療、遺伝子診断 |
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羽山弥亨(はやま みゆき)/講師
専門分野 : 血液内科学、悪性リンパ腫の診断と治療 |
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平成23年6月1日現在
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月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
午前 |
松田 晃(教)
羽山弥亨(講)
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新津 望(教)
川井信孝(准) |
矢ヶ崎史治(講)
郡 美佳(助) |
石川真穂(助)
(再診のみ) |
川井信孝(准)
高橋直樹(准) |
交代制 |
午後 |
川井信孝(准) |
− |
前田智也(助)
郡 美佳(助) |
− |
松田 晃(教)
高橋直樹(准) |
交代制 |
*(教)・・教授 (准)・・准教授 (講)・・講師 (助)・・助教 |
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