03/04 16:26 更新
豊かな海を育てる森を作ろうと、タケノコの産地として知られる北九州市の合馬地区で、荒れた山を整備して木を植える作業が行われました。北九州市小倉南区合馬の山林では、地域の人と漁業関係者など80人あまりが参加して植林作業を行いました。この活動は、山で作られるミネラルなどの栄養分が川から海に注がれることで、魚介類が豊富な海が育つことから、その基礎となる森作りを行うもので、今回で6回目となります。放置竹林対策も兼ねていて、参加者は竹を刈り取った跡に、栄養分の素となる落葉樹のクヌギおよそ1500本を丁寧に植えてゆきました。関係者は、「すぐには結果は出ないが、治山治水をはじめ、自然環境がよくなれば」と話していました。