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手づくりホットケーキ粉を被災地へ 鹿本農高 2012年03月03日

手づくりホットケーキ粉を被災地へ 鹿本農高の写真、図解
自分たちで育てた大豆を使ったホットケーキ粉を被災地へ贈る鹿本農高の生徒ら=山鹿市
 東日本大震災の被災地を励まそうと、山鹿市の鹿本農高(紫垣勇治校長)は生徒が育てた大豆で作ったホットケーキ粉1000袋(250キロ)を、宮城県農高(名取市)などに贈る。26日から代表の3人が宮城県を訪れて届ける。2日、生徒らが中嶋憲正山鹿市長を訪ねて報告した。

 津波で校舎が被災した宮城県農高の教諭が昨年12月、鹿本農高で講演したのを受け、生徒らが「支援ができないか」と検討。同校の畑などで収穫した県発祥の品種・みさを大豆で作ったオリジナルの粉を贈ることにした。

 粉作りには山鹿市商工会が全面協力。無漂白の小麦粉などをブレンドし、パッケージのイラストも生徒が描いた。「みさを大豆ならではの甘みが特徴」(同校)という。

 26日から3日間、宮城県農高や保育園などを回る予定。生徒代表の一人の生活科学科2年、木山なちかさん(17)は「愛情を込めて作った。被災地の人たちを少しでも元気にしたい」と話した。(岩下勉)



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