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米シティグループ、パーソンズ会長が4月退任

読売新聞 3月3日(土)20時4分配信

 【ニューヨーク=小谷野太郎】米金融大手シティグループは2日、リチャード・パーソンズ会長が4月に退任すると発表した。

 後任にはマイケル・オニール取締役が就く。

 米メディア大手、タイム・ワーナーの元会長兼最高経営責任者(CEO)だったパーソンズ氏は、1996年からシティの社外取締役を務め、金融危機で米政府から総額450億ドル(約3兆6000億円)の公的資金の注入を受けた後の2009年、会長に就任した。ビクラム・パンディットCEOの助言役として、公的資金の返済や不採算部門の切り離しを進め、シティの経営を立て直した。パーソンズ会長は声明で、「シティが強固な立場を築いた今、去るべき時が来た」と述べた。

最終更新:3月3日(土)20時4分

読売新聞

 

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