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900MHz帯はソフトバンクモバイルに割り当てられることが決まった。総務省は2月29日、特定基地局の開設計画の認定について、電波監理審議会に諮問し、ソフトバンクモバイルの開設計画を承認するとした原案を適当とする答申を受けたと発表した。この結果を受け、総務省はソフトバンクモバイルに900MHz帯の免許を割り当てることになる。
プラチナバンドと呼ばれる900MHz帯については、イー・アクセス、NTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー(以下KDDI)、ソフトバンクモバイルの4者が認定申請を提出し、審査が行われていた。総務省から事前に提示されていた審査の基準は以下の通り。
審査の結果、絶対審査基準および競願時審査基準の「周波数移行に係わる費用」「3.9世代携帯電話の2018年時点での人口カバー率」については4者に差がつかず、競願時審査基準(第3基準)について各項目4点満点での比較となった。
<終了促進措置の円滑な実施等>
4者とも計画を有しているが、イー・モバイル、ソフトバンクモバイル、KDDI、NTTドコモの順で優位性があると評価され、順番に4点、3点、2点、1点を与えられた。
<特定基地局の利用促進(MVNOの積極的な推進)>
4者とも計画を有しているが、イーアクセス、ソフトバンクモバイル、NTTドコモの3者がKDDIに対して優位であり、かつその3者は同等であると評価され、KDDIに1点、KDDI以外の3者にそれぞれ2点が与えられた。
<割当て周波数帯・契約数の程度(逼迫状況)>
900MHz帯の特性を考慮し、まず、1GHz未満の周波数を現在保有していないイー・アクセスとソフトバンクモバイルの2者に2点が与えられた。また、割当周波数に対する契約者数が、全事業者の平均値(34.9万契約/MHz)よりも多い、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3者に2点が与えられた。
これらを集計した結果、ソフトバンクモバイルが最も高評価となり、競願時審査基準(第3基準)への適合度合が高いと判定され、ソフトバンクモバイルの開設計画が認定された。
▼競願時審査基準(第3基準)の集計結果(総合通信基盤局資料より)
なお、認定の条件として、3.9Gによる広範なブロードバンドサービスの普及に取り組むこと、終了促進措置の実施について十分な合意形成、円滑な実施と透明性の確保、MVNO利用の促進、停電対策・輻輳対策や通信障害防止などの安全・信頼性向上に勤めることの4つが付与された。
【報道発表資料】
・3.9世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定(総務省)
板垣 朝子(いたがき・あさこ)
WirelessWire News編集長。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。最近は、「仕事だから」を口実に発売日に購入したXperiaとiPadに、あらゆる時間を大幅に奪われている。
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