心臓の手術を受けた天皇陛下は、4日午後2時半すぎに東大病院を退院し、16日ぶりに御所に戻られました。
天皇陛下は午後3時ごろ、東大病院から皇居に戻られました。御所では職員のほか、秋篠宮ご夫妻や悠仁さまが出迎え、陛下はにこやかに車から降りられたということです。宮内庁の金沢医務主管は、午後4時すぎから会見を開き、先月20日にICU=集中治療室を出て病室に移ってからは手術に伴い、陛下は37度台の発熱や炎症反応があったほか、現在も胸に水がたまる状態が続いていると明らかにしました。ただ、こうしたなかでもリハビリのメニューは順調にこなし、今では一日合わせて1キロ近く歩くほど回復されているということです。日常の生活には胸にたまった水の影響が少ないことなどから、4日午前、最終的に医師団が退院を判断したということです。今後の公務について、少なくとも3月いっぱいは御所での静養を基本にすることが適切だとしています。来週には東日本大震災から1年がたち、東京で追悼式典が開かれますが、陛下は出席に強い意欲を示されているということです。最終的には回復状態などを医師が判断し、9日ぐらいに出席が決まる見通しです。