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復興交付金、対立続く 村井知事と復興相が同席 主張変わらず

河北新報 3月4日(日)6時10分配信

 復興庁が2日示した復興交付金の配分額をめぐり、要求額を大幅に削られ「復興庁ではなく査定庁だ」と厳しく批判した村井嘉浩宮城県知事と、「熟度の低い計画があった」と突き放した平野達男復興相が3日、仙台市内であった東日本大震災事業者再生支援機構の発足式で同席した。
 平野氏は、先に会場入りしていた村井知事に歩み寄り、握手を求めた。村井知事も笑顔で応じた。融和ムードが漂うかに見えたが、2人は式典後、それぞれ取材に応じ、前日に続き「対立の構図」を鮮明にした。
 村井知事は「あまりのひどさに、今も失望感だけが残っている」と怒りが冷めやらぬ様子。「(会場にいた郡和子内閣府政務官に)これではやる気が出ない、足を引っ張らないでくれと申し入れた」と語気を強めた。
 一方、平野氏は「復興計画の熟度に応じ必要な事業にはどんどん交付するが、駄目なものは駄目だ」とあらためて強調。村井知事の不満に対しては「知事とはよく話をしているし、気持ちはよく分かる」と述べた。
 村井知事は6日、県市長会長の奥山恵美子仙台市長らと上京し、平野氏に抗議する予定。

最終更新:3月4日(日)15時5分

河北新報

 

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