Gmail、相手が起きていそうな時間かどうか分かる 「送信者のタイムゾーン表示」機能を追加
by Jason Kincaid on 2009年4月10日

Gmailはすでに非常に優れたアプリケーションだが、開発チームはさらに次々と改良を加えている。今夜(米国時間4/8) 発表されたのは、「送信者のタイムゾーン表示」機能だ〔日本語でも有効〕。ユーザーがこの機能を有効にしておくと、メールが発信されたタイムゾーンに基づいて 、受信者は相手が起きていそうか寝ていそうかすばやく判断することができる。

判別はメールのヘッダーに通常含まれているタイムゾーン情報に基づいて行われ、起きている可能性が高い時間帯の場合は緑の、寝ていそうな場合は赤いアイコンが表示される。

われわれのようにメールに頼りきって仕事をしている人間には、海外の相手の時差をいつも頭に入れておくのは難しい。そのせいで迷惑な時間に電話をかけてしまうことがある(私はイギリスのCEOにうっかり現地で午前4時などという時間に電話してしまったことが何回かある)。この機能はまた相手からすぐに返事をもらえそうかどうか判断するのにも役に立つ(この点でも、私は海外の広告代理店宛てに、緊急に返事が必要なメッセージを夜中に送ったりしたことがある)。

この機能を利用するには、Google Labsの機能はどれもそうだが( たとえば、最近追加された送信取消ボタンマルチ受信トレイ)、ユーザーはまずGmailの「設定」でGoogle Labsのタブを選択〔あるいは、右上の「設定」リンクの隣の緑色のアイコンをクリック〕して、「送信者のタイムゾーン表示」を有効にすればよい。

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(翻訳:Namekawa, U)