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天満屋八丁堀4日フィナーレ
広島市中区胡町の百貨店、天満屋八丁堀店は4日、58年間の営業を終える。営業終了後、店の入り口で閉店セレモニーを開き、顧客に別れを告げる。
昨年11月に始めた閉店セールもこの日が最終日となる。衣料品や食品などのお買い得品を販売する。午後8時20分ごろから1階正面入り口でセレモニーを開き、内平宏玄店長のあいさつに続いてシャッターを下ろす。
同店は1954年5月に開店。増築を重ねて73年に現在の地上11階、地下1階の建物になった。天満屋(岡山市北区)は売り上げの低迷を受け、地下1階から6階の百貨店としての営業を終え、複合商業ビルに転換する。
跡地には家電量販のヤマダ電機(群馬県高崎市)が入る予定。7〜11階の大型書店やレストランなどは5日以降も営業を続ける。
【写真説明】58年続いた営業を4日に終える天満屋八丁堀店