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【ゴルフ】

愛璃 ナイス&バーディー

2012年3月4日 紙面から

第2日、18番でバーディーを奪い、ガッツポーズをする斉藤愛璃=沖縄・琉球GCで

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◇ダイキン・オーキッド・レディス<第2日>

 ▽3日、沖縄県・琉球GC(6439ヤード、パー72)▽雨、気温17.2度、風速4.2メートル▽賞金総額8000万円、優勝1440万円▽107選手(うちアマ7人)▽観衆4933人

 ツアー登録3年目、昨年のプロテストに合格した斉藤愛璃(22)=程ケ谷CC=が8バーディー、ノーボギーのベストスコア64をマーク。通算10アンダーまで伸ばし、前日の11位から単独首位へ浮上した。2打差の2位には大会連覇を狙う朴仁妃(韓国)もにらみを利かせるが、得意のパットでプロデビュー戦Vを射止めることができるか。

 松雪泰子似か、安藤美姫似か−。今季イチ押しのビジュアル系女子プロ・斉藤が開幕戦から8バーディー64の猛チャージ。並みいる実力派たちの間を抜けて、一気に単独首位に立った。

 大会前「得意のパッティングで強気にガンガン攻めたい」と、自己PRしていた斉藤。オフのトレーニングで筋力アップ、平均飛距離を10ヤード伸ばしたドライバーショットも生かし、この日は4つのパー5すべてでバーディー奪取。そのうち7番と11番では第3打をピンそば50センチにピタリ。「課題だった100ヤード以内の距離を重点的に練習してきた」成果が、自己ベストを4打も更新する好スコアにつながった。

 地元厚木の名物シロコロホルモンが大好きという22歳。浜崎あゆみに憧れ、カラオケでは倖田來未を歌い、俳優の妻夫木聡のような爽やか系男子が好みだという。「きょうは終盤に集中でき、どうプレーしたのか覚えていないくらい。たくさんのカメラマンさんに囲まれたけど『すごい数だなぁ』って、客観的に見てました」と、強心臓ぶりも披露した。

 一昨年からプロとしてツアー登録。合計8試合に出場したが最高成績は11年ニトリレディスでの42位だ。が、3度目のプロテストでLPGA会員となり、QTで今季フル参戦権獲得。充実したオフを過ごした。「今年はちょっと行けそうな気が…」。スター性十分の22歳が、最終日も逃げ切れるか。 (月橋文美)

 ▼斉藤愛璃(さいとう・あいり) 1989(平成元)年12月6日、神奈川県厚木市生まれの22歳。165センチ、55キロ。8歳でゴルフを始め、中学3年時に日本ジュニア5位、厚木北高3年の07年日本女子アマでベスト16。程ケ谷CCで腕を磨き、昨年7月、受検3度目のプロテストに合格。ファイナルQTで31位に入り、今季フル参戦権を獲得した。血液型B。

 

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