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大矢真那 - 大矢真那、日々前進!

2012.03.04 00:00

2.雛人形物語〜後編〜おやすみ なさい



後編

の前に、今朝家を出る時「本年度より、飾るのは新暦、片付けは旧暦と致します」言われました。
説明を聞く間もなく旅立ちだったので、多分何がなんでも私が片付ける話だと推察。


後編スタート

迷って決めた官女さん、着物の色で迷いました。人形のお顔の好みまで見る力はなく、色でした。迷ったもう片方は、赤い、はっきりした着物でした。うちは親王様が落ち着いた色調なので、今のお人形さんでも違和感あるのですが、大人たちは最後まで何も言いませんでした。
これでいい、と決めた時、おばちゃんは「お嬢ちゃんが連れて帰るんだから、ずっと飾ってあげてね」
そして「この子達のは、五人飾りの官女さんだったの。ついこの前、お嬢ちゃんくらいの女の子が買いに来て、お雛様とお内裏様だけでいいからと買ってかれてね」残された官女さんたちがお仕えする場所ができて喜んでいられたそうです。
そして、そのことを余程嬉しく思われたのか、これあげるから、お嬢ちゃんがままごとにして遊びなさい、といただいたのがお道具類でした。
大きな段ボール箱を見て慌てた母が「いえ、お支払します」「結構です」のやり取りも覚えています。展示に使ってきたお道具で、新品ではないし全部が揃いでもないから、と。

でも子供心に、おもちゃ扱いができなくて、せいぜいジェニーちゃんの着物を出し入れして満足していました。

さて、この時話に出てきた同じ年頃の女の子というのは、偶然私の幼なじみのことでした。この年、毎日のように遊んでいた子。そこのお母さんがうちの母に実家から雛人形を贈る、と言われたけどどこかいい人形屋さん知ってる?と聞かれ紹介したそうです。無事買えたお礼を伝えられていたので、母は人形屋さんの話に「あ!」と思ったらしいのですが、何も口には出しませんでした。そのことを母から聞いたのはしばらくたってからで、その子のお雛様と、私が選んだ官女さまは、元はセットだったことが嬉しかったです。今も、飾るたび、今は北海道で福祉の勉強をしている幼なじみを思います。

私のお雛様には、そういういくつものお話があります。だから大切にしていきます。

後編終わり


読んでいただきありがとうございました。


お雛様と離ればなれの夜ですが

多分うしろ向きにされているお雛様を思い


おやすみなさい☆ミ

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