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海外の震災支援に感謝の催し

3月3日 21時29分

東日本大震災の発生からまもなく1年になるのを前に、アメリカ・ロサンゼルスでは、2日、海外から日本に寄せられた支援に感謝する催しが開かれ、東北の伝統芸能などが披露されました。

この催しは、東日本大震災の際に世界各国から寄せられたさまざまな支援に対する感謝の気持ちを伝えようと、国際交流基金などが企画したものです。
2日夜、ロサンゼルスで行われた催しにはおよそ1200人が集まり、まず震災で犠牲になった人々に黙祷を捧げたあと、被災地の現状を伝える映像が紹介されました。このあと、岩手県遠野市に伝わる伝統芸能の湧水神楽や、エネルギッシュな和太鼓の演奏で世界的に知られる鬼太鼓座のパフォーマンスが披露され、集まった人々は熱心に鑑賞していました。このうち40代の男性は、「力強い、素晴らしいパフォーマンスでした。日本の人々が復興に向けて頑張っていることが伝わってきた」と話していました。
この催しは、このあと、ニューヨークやパリ、中国の各都市などでも開かれることになっています。