オセロ中島の母「会いたい」判決後初の激白

　女性占い師による洗脳騒動の渦中にいるオセロ・中島知子（４０）の母親が１日夜、京都市内で中島の家賃滞納訴訟の判決後、初めてスポーツ報知などの取材に応じ「会いたいですよ」と、悲痛な胸の内を明かした。また、中島の自宅マンション（東京・渋谷区）から先月２３日、買い取り業者によって運び出された家財道具の一部が、オークションサイト大手「ヤフーオークション」に出品されていることが判明した。

　先月２８日の判決後、自宅を留守にしていた中島の母親が、苦しい胸の内を明かした。京都市内の自宅に帰宅した際、報道陣に対し「皆さんにはご迷惑かけてます」と頭を下げた。報道陣が話を聞きたい、と語りかけると「元気ですから、元気ですから」と、早口で慌ただしく繰り返した。

　母親が自宅で最後に姿を見せたのは、東京地裁で判決公判が行われた２８日の早朝。その後、上京していたとみられ「東京に行っていたのか」との問いに無言でうなずいて肯定。「会えなかったんですか？」とたたみ掛けられると「それはもうちょっとしたら分かります」と応じた。両親は裁判所に対して中島の人身保護請求をしたとも伝えられており、“奪還作戦”が進行していることをにおわせた。

　黒っぽいコートをまとっていた母親はやや疲れた様子で、報道陣から「中島さんは元気なんですか？」との問いに「あの〜大丈夫です、大丈夫です。元気ですから」と答えた。なおも「顔を確認したのか」と問われたが「いえ、すいません」と否定した。

　中島は判決後も立ち退きを命じられた個人事務所、または自宅マンションに雲隠れ。女性占い師と同居する上に携帯電話の番号を変更しており、母親は直接の対面はかなわなかったとみられる。最後に「会いたいですか？」と問われると、やや語気を強めて「何をおっしゃいますか。会いたいですよ」と絞り出し、「ありがとうございます」と、言い残して家の中に消えた。

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