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原子力の仏アレバ 大幅赤字に

3月2日 21時26分

原子力の仏アレバ 大幅赤字に
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世界最大級の原子力企業、フランスのアレバは、東京電力福島第一原子力発電所の事故で大きな影響を受け、去年2011年の決算が日本円でおよそ2600億円もの大幅な赤字となったと発表しました。

原子炉の開発から使用済み核燃料の再処理までを担い、世界でも最大級の原子力企業であるアレバは1日、去年の決算を発表しました。
それによりますと、東京電力の福島第一原発の事故が事業に大きな影響を及ぼし、24億2000万ユーロ(日本円にしておよそ2600億円)もの大幅な赤字となったということです。
具体的な原因として、経営しているアフリカのウラン鉱山の評価額が下落して大幅な損失が出たことや、日本などとの間で結んだプルトニウムを原料にした核燃料の加工事業の委託契約が滞っていることなどを挙げています。
アレバは、このほかにも脱原発にかじを切ったドイツで従業員を最大1500人削減することを決めるなど、事業の整理縮小も余儀なくされています。
福島第一原発の事故から1年を迎えるのを前に、アレバが発表した決算からは、事故が世界の原発ビジネスに及ぼした影響の大きさを、改めて浮き彫りにするかたちとなりました。