放射性物質:切り干し大根から検出 JA新ふくしま回収へ

2012年2月12日 21時9分 更新:2月12日 21時16分

 福島県は12日、福島市の農家で収穫した大根を加工し、市内で販売した切り干し大根から国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える3000ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。市内にあるJA新ふくしま農産物直売所5店で102袋(1袋50グラム入り)が既に販売され、県は販売元のJA新ふくしまに対し、自主回収と出荷自粛を要請した。

 品名は「干し大根」(千切り)。販売されたのは、1月14日~2月10日、農産物直売所「ここら」吾妻▽黒岩▽清水▽大森▽矢野目の5店。購入者には、食べずに連絡するよう呼びかけている。連絡・問い合わせは、JA新ふくしま直販課(024・553・3657)。【三村泰揮】

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