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三菱電機 総務省も指名停止に

3月2日 23時3分

三菱電機 総務省も指名停止に
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防衛装備品の設計などを巡って国などに過大な請求をしていたことが明らかになった、「三菱電機」が、総務省から受託した研究開発でも費用を水増して請求していたことが分かり、総務省は入札などで三菱電機を指名停止にしました。

三菱電機は、防衛装備品の設計などを巡って、国や研究機関などに過大な費用を請求をしていたことが、相次いで明らかになっています。
これを受けて、総務省が三菱電機に対して調査を求めたところ、総務省から受託した研究開発の費用についても水増しして請求していたことが分かったということです。
具体的には、三菱電機の鎌倉製作所で、衛星を使った通信の研究開発で、作業時間を意図的に多く計上し、およそ1500万円を過大に請求していたということです。
このため総務省は、今回の請求は不正な行為に当たるとして、三菱電機を2日から3か月間、物品の購入の入札などについて指名停止にしました。
これについて三菱電機は、「一連の問題を受けて、ほかにも不適切な請求がなかったか、全社的に調査を進めている。このような事態になり、誠に申し訳なく、再発防止に努めたい」と話しています。