尾道市浦崎町の境ガ浜マリーナが１日、「海の駅」に登録された。ヨットやボート５隻程度を１日単位で係留できる桟橋を１月に設置。海からの観光窓口としてアピールする。広島県内で１５カ所目。

　西日本設置認定委員会の事務局を置く中国運輸局がこの日、マリーナを運営する福山市のツネイシ境ガ浜リゾートに認定証を交付した。

　「さかいがはま海の駅」として、全国の海の駅でつくるＮＰＯ法人のパンフレットやホームページに掲載される。福山、尾道両市の中間にあり、鞆町や向島、因島に船で約２０分圏内にあることや、カフェとホテルを併設している魅力を発信する。

　同社の数佐昭社長は「レンタル自転車もある。多様なレジャーを提案していきたい」と意気込む。同駅＝電話０８４（９８７）３４６０。

【写真説明】１日単位で利用できる桟橋（手前）を設けたさかいがはま海の駅