珍プラン！キヨシ監督、女装ファン安くするよ〜

　ＤｅＮＡ・中畑清監督（５８）が１日、本拠地の横浜スタジアムに初見参した。約３時間３０分の活気ある全体練習を行い「これを１年間続けていきたい。大合格！」と太鼓判。また球団は、開幕ダッシュ企画として、曜日ごとに割引設定した『日替割（ひがわり）』を発表した。女子割と題された木曜日は、何と女装した男性ファンもＯＫ。どんなインパクトのある“猛者”が現れるか。キヨシ監督率いるＤｅＮＡが、女装軍団から熱い声援を浴びる！？

【写真で見る】キヨシ監督、キャンプ「１００点」感動締め

　切っても切れぬ縁がある横浜スタジアム。中畑監督が、就任以来初めて足を踏み入れた。

　「ハマスタ、懐かしいな。ここでウエーブを（日本で）最初におこしたのは、俺なんだよ」

　１９８９年１０月６日、大洋戦で巨人が優勝を決めた試合だ。自らは引退を覚悟した身として八回に代打出場し右翼線二塁打。派手なヘッドスライディング後、引退を惜しむかのようなウエーブがスタンドで巻き起こった“伝説”を振り返った。

　全体練習前には外野で円陣をつくり、選手に訓示した。「球場を満員にしよう。プロなんだから、お客さんの前でプレーをしないと。そのためにあきらめない姿勢を１年間続けよう」。

　さらに「これは自慢なんだけれど」とウエーブ伝説を選手たちにも披露し、大爆笑で練習が始まった。充実の宜野湾キャンプそのままに選手たちは声を出し、アップから元気全開。投内連係や打撃練習などあっという間の３時間３０分に「大合格！」と太鼓判だ。

　一方、同じく満員を願う球団も、中畑監督の訓示内容に沿うかのように？　開幕ダッシュ企画の『日替割』を発表。注目は木曜日の女子割の内容で、対象は何と女性および女装した方−。「会議を繰り返し意見を練りに練った結果」（広報部）というが、さすがＩＴ企業の自由な発想だ。

　前代未聞の珍プランに中畑監督は「色々な客層の方がいていいと思う。俺って“そういう”人にも結構モテるのよ♪　そういえば、最初に女装したのがハマスタだった。選手会のイベントで、スワンの踊り子を卓（江川）とやったんだ。バレリーナだな。いい気分転換になったよ」

　ウエーブ伝説に続き、“女装伝説”？　も横浜スタジアムから始まっていたことを激白したキヨシ監督。「手段はどうあれ、満員になってくれればうれしいね。開幕の春のイメージが湧いてくるよ」。早くも本拠地開幕４・３の中日戦を見据えていた。


【関連記事】
【キヨシ語録】金髪容認「髪形で気分左右する」
逆転巨倒！キヨシ監督「セコいぜ！」ハマった
待ってろ本拠地！中畑監督、ハマスタ初見参
巨人・村田が古巣に一発も「やりにくい」
ＧＧはこのまま消えるのか セカンドキャリアを考える