高齢者の転倒を予防するトレーニングマットを京都大と京都精華大が共同で開発し、1日発表した。一定間隔で配置された目印を踏んで歩くことによって、転びにくくなる効果が期待できるとしている。
高齢者が寝たきりになったりするのは、転倒による骨折が一因とされ、京大は生活に支援が必要な高齢者の歩き方を調査。10メートルの歩行路に一定間隔で3色の色を配置し、特定の1色を踏んで歩くよう指示すると、転びやすい人は、視線を体の近くに向けすぎ、踏み外しやすいことが判明した。
この目印を歩く仕組みを応用し、計40メートルの歩行路を歩くトレーニングを実施し、色を増やし難易度を上げていくと、半年後、目印を踏み外すこともなくなり、視線はトレーニング前より約2倍遠くを見るようになった。その後の実験でも、トレーニングをした人の方が、しない人よりも転倒する人が少なかった。
開発したトレーニングマットは京都精華大がデザインを担当。3色を一定間隔で配置し、1セット縦3メートル、横1メートルで販売する予定。
京大の山田実助教(老年学)は「今後、家庭やデイサービスで効果を確認したい」と話している。
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