大分市松岡の郵便局で起きた強盗殺人事件から2日で14年です。いまだ犯人に結びつく有力な手がかりはなく、警察が現場周辺で情報提供を呼びかけました。
1998年の3月3日未明、当時松岡郵便局長の大津豊記さん(当時57歳)が刃物で刺され、勤め先の通用口を出てすぐの場所で死亡しているのを家族が発見しました。前の日の午後10時前後に殺害されたとみられています。複数の刺し傷があることや、持っていたとみられるバッグがなくなっていて、警察が強盗殺人事件として捜査を続けていますが、犯人の逮捕に至っていません。14年が経った2日、松岡郵便局前やJR鶴崎駅では捜査員あわせて17人が情報提供を呼びかけるチラシを配りました。警察はこれまでに延べ6万8000人を投入。現在も8人の専従捜査員を置いて捜査を続けています。144点の遺留品を押収していますが犯人のものと思われるDNAは検出されていません。また、警察には、およそ7000件の情報が寄せられていますがいまだ犯人逮捕に繋がる有力なものはないということです。
2日、大分空港を出発した東京行きの飛行機が大分空港に引きかえしました。これによる、運航の遅れなどはないということです。全日空によりますと、午前8時大分発の東京行き192便で離陸直後左エンジンの不具合を示す表示が出たため、大分空港に引き返したということです。 詳しい原因は特定できていませんが、エンジンの前方についている防氷という外気からの凍結を防ぐシステムが不具合を示したものだと思われエンジンのトラブルではないと話しています。
乗員、乗客あわせて91人にけがはありません。
乗客は後続の便に乗り換え運航の遅れなどは、現在までないということです。