2012年3月 2日のニュース
あす３月３日は桃の節句、ひな祭りです。園児たちのかわいらしい歌声が響いていましたが、長崎市の幼稚園できょう園児たちが一足早くひな祭りを楽しみました。
長崎女子短期大学附属幼稚園で開かれたひな祭りの会には、３歳から６歳の園児１０１人が参加しました。園児の代表が、それぞれ手作りしたお雛さまをみんなの前で披露です。「この着物はどうやって作ったの？千代紙で折って」「お顔は誰が書いたんですか」「ようちゃん（自分）」「にこにこ～」この後、お腹が空いた園児たちを待っていたのは・・？「先生、みなさん、いただきます」彩りも鮮やかな特製の「ひな祭り弁当」です。ちらし寿司に、お内裏さまとお雛さまが書かれたかまぼこを頬張ります。そして、思わず桃の飾りもパクリ「何が書かれているのかな？お雛さま。（味は）おいしい」「（将来は何になりたい？）ケーキ屋さん」「パティシエ・・」「お菓子づくりをしたい園児たちは、将来の夢を抱きながら、少し早いひな祭りの１日を楽しんでいました。
サッカー・ＪＦＬのＶ・ファーレン長崎の今年のスポンサーが発表され、宮田社長は「必ずＪリーグ昇格を果たす」と力強く宣言しました。
ジャパネットたかた髙田明社長「望む成績は優勝です」Ｊ２昇格を願って、佐世保市のジャパネット「Ｊ２」スタジオで開かれたきょうの記者会見。２年ぶりにＶ・ファーレン長崎のユニフォームスポンサーとなったジャパネットたかたの髙田明社長が、次のように語り、今シーズンの活躍に期待を寄せました。ジャパネットたかた髙田明社長「ジャパネットも環境としては厳しいところはあるが、そんなことは言ってられない。一緒になってＶ・ファーレンを確かなチームにして、末は社長の言っておられた目標を達成して、県民に元気を与えたいと」今シーズンの公式ユニフォームは「ジャパネットたかた」のほか、背中には「リンガーハット」、左袖には「チョープロ」など４つのスポンサーが付いています。また、２０１４年開催の長崎国体を広く知ってもらおううと、練習着の背中には国体のＰＲが記されました。Ｖ・ファーレン長崎 宮田伴之 社長「世界全体を見ても不景気の中、こういったご支援に深く御礼申し上げる」「チーム・フロント・県民の皆様が１つになって必ずやＪリーグに昇格を果たしてみせます」悲願のＪリーグ昇格に向けて大きな応援団を得たＶ・ファーレン長崎。今シーズンの開幕カード「Ｙ・Ｓ・Ｃ・Ｃ」戦まであと９日です。
五島市の子どもたちにこのほど、実業団や駅伝の選手が使っていたシューズなどがプレゼントされました。
「かっこいい、軽い」
五島市の奈留小中学校に、陸上用のシューズ２２足とＴシャツ３０枚が届きました。贈ったのは長崎陸上競技協会と大手スポーツ用品メーカー・ナイキジャパンです。学校を訪れた諫早高校陸上部の松元利弘監督は「スポーツを好きになってもらいたい、そして頑張る力がわいてきてくれると嬉しい」と話しています。去年、学校から松元監督に「子供たちに履き古したシューズを一足でも譲ってほしい」という手紙が届いたことをきっかけにスタートした「えがお ぷろじぇくと」。賛同した箱根駅伝の出場大学や実業団などから続々とシューズが集まり、その数は２００足に上っています。子どもたちは「このシューズをはいて自己ベストを出したい」と話していました。プロジェクトでは今後も県内の小中学校の子どもたちに、シューズと「えがお」を届けます。
男女群島・鳥島沖での外国漁船の違法操業をもっと厳しく取り締まってほしいなどと、五島市の経済関係者らが、きょう、県に陳情しました。
県庁を訪れたのは、「鳥島等の保全・整備を求める期成会」のメンバーで、国境監視の強化などを求める陳情書を、田中副知事に手渡しました。男女群島の鳥島は、福江島からおよそ６０キロの位置にある無人島ですが、日本の領海や排他的経済水域の基点となっています。島の周辺は豊かな漁場で、去年、１１月と１２月には領海内に侵入した中国漁船が、海上保安部の停船命令に従わず逃走し船長が逮捕されました。期成会は、漁船の安全確保のため、国境の監視の強化や、島の侵食を防ぐための整備などを求めています。五島市鳥島等の保全・整備を求める期成会・立石光德会長 陳情を受け、田中副知事は、国家としても重要な問題であり、 国や関係機関へも要望をしたいと答えました。
西九州自動車道の佐々・松浦間の事業化に向け環境アセスに関する資料の縦覧が行われています。
このうち、佐世保市役所では８階の都市政策課に資料が置かれ、自由に見ることができます。西九州自動車道のうち、去年９月には武雄南ＪＣＴから佐世保市を経由して北松浦郡の佐々町までつながりました。そして、ここから福岡側への延伸に向け江迎町を通り、松浦市までのおよそ１９キロもつながることになりました。そこで県では建設事業が環境に与える影響について広く意見を聞こうと資料の縦覧を行っています。一方、延伸ルートからは外れた平戸市でも、観光や市民生活に大きな効果が期待できる、と歓迎しています。
平戸市 黒田成彦市長「県央・県南のお客さまもどんどん、高速道路を活用しての平戸観光や色んな交流を進めたい、起爆剤になる」
西九州道の環境影響評価方法書の縦覧は、佐世保市役所や県北振興局などで今月２７日まで行われます。
おととい、長崎港を出港し昨夜上海に到着する予定だった長崎～上海航路の第一便は、海上の濃い霧のため予定が半日以上遅れ、きょう、午後２時過ぎに到着しました。
先月２９日、長崎港を出港した上海航路の第一便・オーシャンローズ号は、濃い霧のため、現地時間の きのう午後１時ごろから中国沿岸の海上に停泊していました。きょう午前７時ごろには航行を再開しましたが、上海への到着は当初の予定から１９時間ほど遅れて午後２時ごろとなりました。長崎に向けた復路の第一便は、あす午前に上海を出港し、あさって午後１時に長崎港に到着する予定です。