ＮＭＢ４８、ＧＷから３週連続“初日公演”

　大阪・難波を拠点に活動するアイドル集団、ＮＭＢ４８が、４月下旬のゴールデンウイークから３週連続で３つの“デビュー公演”を行うことが２９日、わかった。３期生の初日公演が４月２９日、チームＭの初日公演が５月５日、そしてチームＮが同１２日に、ＮＭＢとして初のオリジナル公演の初日を迎える予定だ。３作連続オリコンチャート１位の快挙を成し遂げた浪速っ娘たちが、黄金週間をもっと輝かせる。

　ＮＭＢ４８劇場で行われた公演の最後に重大発表が待っていた。スクリーンに３連続で待望のニュースが映し出される。ファンの拍手と歓声で沸く中、全員集合したメンバーが「やった」「鳥肌ー」と狂喜乱舞した。

　３連続サプライズのトップを飾るのは、２月１８日にお披露目されたばかりの３期生２３人。ＡＫＢ４８チームＡ２ｎｄ公演「会いたかった」のセットリスト（曲順）を使って４月２９日に公演デビューする。そして１月に結成発表されたチームＭ１６人が２番手。ＡＫＢ４８チームＢ４ｔｈ公演「アイドルの夜明け」で、５月５日の初公演に挑む。

　トリは、チームＮ。ＮＭＢでは初のオリジナル公演だ。名称は未定で、初日は５月１２日を予定。ＡＫＢをはじめＳＫＥ、ＨＫＴなどの後発各チームは、ほかのチームが行った公演の“再演”でスタートしてきた。オリジナル公演はそのチームのために作られたもので、独り立ちした“成長の証”となる。

　３期生の多くは、突然のデビュー発表に号泣。佐々木七海（１３）は「いきなりでめちゃうれしいです」と泣きじゃくり、チームＭのキャプテン、島田玲奈（１８）は「待ってました」。

　チームＮのキャプテン、山本彩（１８）は「オリジナル公演ですよ。ゼロから作り上げていくので不安もありますが、これからが私たちの見せどころ」と気合を入れた。

　この日は、チームＮがＡＫＢ４８チームＫ２ｎｄ公演「青春ガールズ」を披露。アンコールの最後に３期生が新曲「純情Ｕ−１９」を歌い、チームＭ１６人も合流して計６７人が勢揃いした。３期生お披露目会を体調不良で欠席した薮下柊（しゅう、１３）、同２３日に謹慎から復帰した吉田朱里（１５）も壇上で元気な姿を見せ、初めての全員集合。山本は「６７人全員で力を合わせて走ります」と全力疾走を誓った。

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