2012年3月1日
大阪市特別顧問の野村修也弁護士は1日、大阪市職員の選挙・政治活動への関与や職員労働組合の活動実態などを調べた中間報告書をまとめ、調査を依頼した橋下徹市長に提出した。
報告書によると、昨年11月の大阪市長選で、市の管理職が勤務時間中、当時の平松邦夫市長の選挙活動の打ち合わせのために業務用メールを発信。平松氏と国会議員との面談を調整していた事実などが判明したという。また、市長選期間中には、平松氏の街頭演説の日時が政策企画室から各局の総務課長に連絡され、他の職員に口頭で広く伝えられていたという。
報告書はまた、現業職員の採用時の口利きについても指摘。環境局の採用書類の中に、推薦者とみられる市議や労組役員、市の人事部局幹部らの名前が書かれた痕跡のある履歴書を多数見つけた。名前は消しゴムで消されていたが、判読できたという。交通局でも、履歴書に組合役員の連絡先を書いた紙が挟まれていたという。野村氏は今後、市議や人事担当の職員らの聞き取り調査をする方針。