03/02 14:22 更新
福岡市は、全国の自治体で初めてとなる「黄砂予報」の運用を2日から始めました。福岡市の「黄砂予報」は、気象庁が予測した大気中の微粒子の量を基に、視界の見通しが10キロ以下になると予想される場合に発表されます。また、呼吸器系などの疾患がある人に対し、「屋外での激しい運動は控える」といった行動の目安も同時に発表されます。高島市長は「『車の走行中は窓を閉めて下さい』といったかなり細かい行動指針を出せたことは、市民にとっても参考になると思う」と話していました。自治体が、黄砂の見通しや行動の目安を発表するのは初めてです。福岡市では「市民アンケートなどで、健康被害の実態をより把握していきたい」しています。