03/02 18:32 更新
東日本大震災からもうすぐ1年。北九州市では、記者やカメラマンが撮った被災地の写真展が始まりました。大津波の被害を受け、道路に座り込み、涙を流す女性。慰霊祭で、亡くなった父親の遺影を抱きしめる男の子。震災後、テーブル1つで始めた店。4カ月後に営業を再開できたコンビニエンスストアの店長の笑顔。こうした写真は、朝日新聞のカメラマンや記者が、この1年の復興の歩みを追ったものです。40点以上が展示されています。来場者は「ついつい涙が出て。絶対忘れたらだめだよね。『絆』という言葉かな。そのものよね」と話していました。この写真展、北九州市にある「ゼンリン地図の資料館」で、来月6日まで開かれています。