去年の大阪市長選挙で前市長への支援を求めたとみられる職員リストが見つかった問題で、労働組合は「リストは組合を陥れるためにねつ造されたものだ」として、午後にも大阪地検に刑事告発する方針です。
問題のリストは、去年の大阪市長選挙で平松前市長への支援を求めるために作成されたとみられ、交通局の職員およそ1,800人の名前や「非協力的な組合員には不利益になる」と組合が支援を強要するかのような内容が書かれています。
組合側はリストには組合員以外の名前があり、字体も普段組合で使うのとは異なっていて「組合を陥れるために偽造された可能性がある」としています。
「(リストには)労働組合が入手できないデータが入っているので、決定的だと判断した」(労働組合書記長)
組合側は午後にも容疑者を特定しないまま、文書偽造などの疑いで大阪地検に刑事告発する方針です。 (03/02 12:22)
|