現在午前2時。土曜のこんな時間にブログ更新してるのは大変不健全だけれど、金曜がっつり酒飲んで朝まで遊んで生活リズムが崩れてしまったものでしかたがない。とはいえ20代前半に比べると最近不摂生は明らかに次の日に影響するようになってきているのでほどほどにしなければ(汗
さて前回は自分の思いをいろいろ書いたけど、今日はちょっと自分がどういう立場にあってどういうことをしてるかってことも含めてザクっとした自己紹介がしたい。
僕は生まれも育ちも基本的には東京で(ちょこっとイタリアにいたりしたけど)都心に住んでまして、青山の公立の小学校に通って(素敵な仲間に囲まれて本当に良いところだった)、でもって受験して私立の中学校高校通って、でもって一浪して東京大学の経済学部に入って、国家公務員一種試験ってのをうけて、卒業してキャリア官僚として経済産業省にはいることになったってところです。色々とバブルがはじけたあとは我が家なりに苦労したけど、総じて恵まれた環境で育ったんじゃないかなと思う。
でもって今の立場をさらに正確に言うと、経済産業省の本体じゃなくて、経済産業省絡みの国家研究開発プロジェクトのマネジメントする独立行政法人の新エネルギー産業技術総合開発機構(略称「NEDO」)ってとこにいる。そんななかで自分の所属している部署は「電子・材料・ナノテクノロジー部」って部署だ。
具体的には、レアメタルの代替材料の開発だとか、CPUとかメモリを製造するための装置の開発だとか、有機ELディスプレイの開発とかいったことを開発している。
結構独立行政法人ってのは風当たりが強くて世間では「不当に優遇された立場で国民を搾取している!!」なんて見ている人も結構いるけど、少なくとも自分が観る範囲ではまだまだ改善の余地があるとはいえ、みんな”粛々と”真面目に仕事しているとは思う。うちはその性格上人員の半分以上の人が民間企業からの出向者で色々な違う文化を持った人が集う場なのでそう言う意味でも面白い。
少なくとも僕は自分の仕事が少しは人類の進歩に貢献していると思うし、自分の仕事に対して多少のホコリは持っている。他人がどう思うかは他人の勝手だけど。
NEDOのホームページ
そんな30歳官僚な僕の待遇はというと大体、手取り(税+基本保険料は源泉徴収)で年収450万円ってとこで、寮はないので都心に住宅借りて住んでる。
そんなに不満はないけれど、来年はここから8%位減るわけで、そうすると今の生活を見直すことが必要なわけで正直しんどいかな~って気持ちはある。ただ僕自身は給料に関してはわりと達観していて、上げろとも下げろとも言うつもりはなくて、
「今ぐらいの給料水準だったら仕事もやりがいがあるししばらく続けてもいいかな~。ただあんまり減るとしんどくなるから、その時点で持ってる仕事が1年~2年くらいして落ち着いたら転職してもっと給料のいい仕事につこう」
ってくらいだ。一度転職活動する中で、今まで仕事を一生懸命やってきてそれなりに実力と知識がついてきて30歳って年齢ならそこまで苦労せずに今より条件のいいところにいけるだろう、って自信がついた。(たいていの若手官僚は同じような感じだと思う。)ま~いやらしい話、「東大卒」ってブランドも多少は通じるしね。
こんだけ本音言っちゃうと「もっと金に囚われず、心で国のため尽くせ!!」って反感覚える人もいるかもしれないけど、僕も官僚とはいえまだまだ人生楽しみたい若者なのもので、上に書いたことが本音なんだから仕方ないんだよね。
ではでは今回はこれくらいにして次回以降は、気がむいたことをつらつらと、特にうちの部署の仕事に関することを書いていこうと思います。