2012年03月01日

秋田ノーザンハピネッツ「所属選手不祥事の再発防止策」についてのご報告

この度、秋田プロバスケットボールクラブ株式会社では、去る1月23日開催の「不祥事における記者会見」で発表致しました通り、再発防止策検討委員会を開催し「所属選手不祥事の再発防止策」について協議、取りまとめ致しましたのでご報告させていただきます。
多くの皆様に大変なご迷惑をおかけ致しましたこと、改めて心よりお詫び申し上げます。 


2012年3月1日
「所属選手不祥事の再発防止策」についての報告書

秋田プロバスケットボールクラブ株式会社
再発防止策検討委員会

社内委員会メンバー:
佐野元彦(代表取締役会長)、水野勇気(代表取締役社長)、高畠靖明(専務取締役)、大場清悦(ゼネラルマネージャー)、長谷川誠(プレイングマネージャー)、中村和雄(ヘッドコーチ)、伊藤大地(通訳 兼 ストレングスコーチ)、伊藤翔太(チームマネージャー)

実 施 日:
1月24日~2月29日の期間中、各選手・チームスタッフへのヒアリング(計20回)と外国籍選手へのオリエンテーション(計3回)を行い、社内取締役会にて協議する。


Ⅰ 事件の概要
今回の事件は、プロバスケットボール選手という職に就き、県民のみなさまに夢と感動を与えるべき人間がコンビニエンスストアにて万引き行為を行い、多くの方々の信頼を損なう不祥事となった。
この不祥事は、秋田ノーザンハピネッツに所属していたカーティス・テリーの万引き行為が判明したことによって起こったことである。テリーは、1月15日未明、秋田市内のコンビニエンスストアに外国人チームメイトと飲食物を購入しに入店した。その際、アルコール飲料3缶を手に取り自分のポケットに入れそのまま店を後にしようとしたため、店員に見つかり万引き行為が発覚した。 その際 テリーは店員に店へ呼び戻され、ポケットからアルコール飲料1缶を取り出された。本人はその代金をカウンターに置き、店員が留まるよう呼び止めたにも関わらず店を後にした。
それを受け、コンビニエンスストアの店員より警察へ本件を通報 、警官が捜索を始めた数時間後、秋田市内の別の飲食店にてテリー本人を発見し、職務質問が行われた。翌日1月16日、当社オフィスに秋田中央警察署より電話がありテリーの万引き行為の疑惑を知らされ、社内にて調査を行ったところ、本人は当初は否認していたが、最終的には1月18日に万引き行為を認めた。翌19日、本人と万引き行為に関しての謝罪にコンビニエンスストアに伺った。
また、20日に警察から事情聴取を受け、本人が万引き行為を認め反省しているため、23日に警察からの事情聴取が完了し、微罪処分となった。


Ⅱ 基本認識
チームの中心として活躍していた選手が万引き行為を行ったことは痛恨の極みであり、スポーツ競技者の模範たるべき存在であることに反し、県民のみなさまの信頼を裏切ったことを、重く受けとめなければならない。 
また、今回の事件の当事者が外国籍選手ということもあり、母国との生活環境の違いを事前に理解してもらうことと外国籍選手への生活面での支援体制の確立が急務と考える。
今回の事件を深く反省し、今後二度とこのような不祥事を起こさせないために、事件の背景や問題点を洗い出し、チーム全員に「チーム理念」や「行動規範」を共有し、再発防止策を講じることとする。


Ⅲ 事件の背景および問題点
【問題点1】プロスポーツ選手としての自覚の欠如
「スポーツ競技者の模範となること」「子どもたちの憧れの存在であること」そして「社会人としての一般的なモラル」の欠如が万引き行為というあるまじき行動を生んだ。
秋田ノーザンハピネッツは秋田で唯一のプロスポーツチームであること、秋田での注目度の高さや選手の言動による社会的な影響力の大きさを認識していなかったと思われる。

【問題点2】外国籍選手の日本の生活環境・文化の理解
まだ日本へ来日して2カ月足らずで起こったことであり、外国籍選手の母国と日本との生活環境の違いへの理解が浅かったことにより事件を誘発したと考えられる。
(事件発生時の背景)
・母国アメリカがクレジットカードを利用しての生活に不便を来さない環境のため事件時に現金を持ち合わせいなかったこと。
・現金をATMから引き落とす際に、深夜0時を回っており引き出せなかったこと。
・持参していたクレジットカードが日本では使用できなかったこと。
また、選手が頻繁に途中で入れ替わること(2011-2012シーズンの外国人選手契約数12名)により、外国人選手への生活面へのフォロー(支援)ができていなかったことも否めない。


Ⅳ 再発防止について
【再発防止策1】プロスポーツ選手としての自覚の欠如に対して
(1)選手入団時に「県民球団宣言(チーム理念)」を理解した上で契約を行うようにする。
(2)「ハピネッツチーム規則」の制定と文書化を行い、全選手に規則遵守を合意の上での契約書のサインを行うものとする。

【再発防止策2】外国籍選手の日本の生活環境・文化の理解に対して
(1) 「県民球団宣言(チーム理念)」「ハピネッツチーム規則」の英訳版を作成する。
母国と日本の生活環境・文化の違いを理解してもらうために、外国籍選手へ来日の際にオリエンテーションを実施し、日本での生活ガイダンスを行うとともに理念・規則の浸透を図る。
(2)外国籍選手の日本での生活をフォロー(支援)する体制をつくる。
外国籍選手担当のマネージャーを配置し、日常生活の支援業務を担ってもらう。
(3)外国籍選手の頻繁な入れ替えによる選手に対する管理体制の低下を防ぐため、計画的に選手契約を行う。

以上のことを踏まえて、現在専門家(弁護士、大学留学生指導専門員)と「チーム規則」「オリエンテーションガイド」を作成中。
2012年6月末までに完成させ、2012-2013シーズンの契約時より運用する。
以 上

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posted by 秋田プロバスケットボールクラブ |13:00 |
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