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2012年3月1日(木) 19:14 |
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トンネルよこ穴付近の海底調査は
先月7日に倉敷市で起きた海底トンネル事故の続報です。 工事元請けの鹿島は、28日から始めた海底調査で、トンネルの先端付近で見つかった海底のくぼみ部分の土砂が、トンネル内に流入した可能性が高いとの考えを示しました。
調査は、トンネルの先端付近の海底で見つかったくぼみの正確な位置や、掘り進めた横穴のほかの場所に崩落した痕跡がないかなどを調べるのが目的です。 鹿島はこれまでの調査で、よこ穴の途中の部分の海底に異常は見られないと発表し、このことから、先端付近にあるくぼみ部分の土砂が、トンネル内に流入した可能性が高いという考えを示しました。 1日は、そのくぼみについても詳しく調査が行われていて、来週には結果が出る見通しです。 また、トンネルたて穴のがれきの撤去作業は難航しており、完了は来週にずれ込む見通しで、行方不明となっている作業員・宮本光輝さんの発見にはいたっていません。
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