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2012年3月1日(木) 19:14 |
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被災地の小学生が描いた絵画展
東日本大震災から今月11日で1年です。 岩手県の被災地の小学生が描いた絵画のパネル展が、高松市など、全国のイオンモールで1日から始まりました。 子供たちが描いたのは、未来への夢や希望です。
色とりどりの様々な建物が立ち並び、人で賑わう町の姿子供たちが、笑顔で遊んでいる小学校の絵もあります。 岩手県山田町の小学生が描いた未来の山田町の姿です。 高松市のイオンモール高松など、全国のイオンモールで、約370点の絵画がパネルとして展示されています。 海に面した山田町は、カキやホタテの養殖が盛んな漁業の町でした。 しかし、去年3月11日、大津波は町を飲み込み、子どもたちが住んでいた家や通っていた小学校も被害にあいました。 今回展示されている未来の山田町の絵にも、町を取り囲むように築かれた巨大な防潮堤が描かれたものもあります。 津波が、子供たちの心に深い傷跡を残していることが分かります。 それでもそれぞれの絵には、カキの養殖など漁業の復活やみんなが笑顔でいる姿など、子どもたちの未来へ向けた希望が込められています。 また、会場には、山田町の子供たちに届けられる応援メッセージを記入するコーナーも用意されています。 被災地復興支援の絵画パネル展「夢、希望、そして未来へ」は、来月1日まで全国のイオンモールで開かれています。
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