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【大リーグ】

ダル フリー打撃で“7色”投球 捕手のサインは登板4度目で初

2012年3月2日 紙面から

投げ終わり、捕手のナポリとタッチをするレンジャーズのダルビッシュ(右)(社英夫撮影)

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 【サプライズ(米アリゾナ州)大城和美】レンジャーズのダルビッシュ有投手(25)が29日、マイナー打者相手のフリー打撃に登板し、米球界が注目する“7色”の変化球を披露した。

 投げたのはカットボール、カーブ、スライダー、スプリット、チェンジアップ、シンカー、フォーシーム(直球)の7球種。マスクをかぶった正捕手ナポリは「カーブがいい。スローカーブなのに最後にストンと曲がる。スプリットも急降下する。1試合で全球種を使う能力があるよ」と舌を巻き、実戦でも持ち球をフル投入する考えをほのめかした。

 ダルビッシュはフリー打撃登板4度目で初めて捕手のサインで投げた。途中で何度も首を振る場面があったが、ナポリは「彼はスプリットを投げたかったのに、僕が気付かなくて何度も別のサインを出していたんだ」と苦笑い。この日は計36球を投げ、強い当たりは最初の打席で対戦したマクギネスの中前への当たり1本だけ。投げ終わると最後はナポリらとハイタッチで締めた。

 2日後に控える紅白戦では3番手で投げる予定で、女房役は「今の時点ではかなりいい。試合への準備はできている」と太鼓判を押した。キャンプインからちょうど1週間。ダルビッシュは練習の合間に身ぶり手ぶりでチームメートとコミュニケーションを重ね、チームの雰囲気にもすっかり溶け込んでいた。

 

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