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チェルノブイリ原発事故でソ連は放射能を閉じ込めたが…日本は真逆

ノンセクション2012年02月23日 18:03 | フォルダ : 脱原発

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1986年4月、ソビエト連邦のチェルノブイリ原発4号機が爆発した。最悪の原発事故といわれ、東ヨーロッパを中心にアメリカ、アジア、もちろん日本も汚染された。現地は高濃度の汚染が今も続いている。

当時、ソ連のゴルバチョフ書記長が取った策は「放射能を閉じ込める」だった。

チェルノブイリ原発から南へ4キロ圏のプリピャチ市民は事故後すぐ、3日間だけの荷物を持つことを許され強制的にバスに乗せられ疎開。当初、住民は3日で帰れると思ったそうだが、現在も人は住んでいないゴーストタウンになっている。

そして50キロ圏の最も汚染されていない場所を探し出し、2年で都市を建設しプリピャチの市民を中心に住まわせた。
同都市は食材の放射線量を徹底的に管理。市民や業者が飲み物、食べ物の放射線量を誰でも無料で測れるようにした。もし汚染された農作物を流通させた業者は販売できなくなるペナルティーをもうけた。
町の中心駅には線量を示す電光掲示板がある。今はだいたい0・13マイクロシーベルト/時間 程度だ。市民は2年に一度、無料で健康検査が受けられるという。→http://www.youtube.com/watch?v=W2CwwJXEkPA

ちなみにチェルノブイリの立ち入り禁止の区域のゲート付近は1mの高さで0・4マイクロシーベルト/時間 程度。
日本の首都圏ではこのくらいの線量はいくらでも存在する。(東スポ本社周辺は約0・14 江戸川区の葛西臨海公園は地表5センチの高さで0・3マイクロシーベルト/時間 程度)
チェルノブイリでは0・26マイクロシーベルト/時間の汚染で廃村にしているところもある。

放射能を拡散させない、内部被爆を避ける策を取っても旧ソ連から1991年に独立したウクライナの人口は大幅に減少。当時5200万人だったが、2010年には700万人も減少し4500万人になった。減少率は13%。

さらにチェルノブイリから2000キロ離れたイギリスは当時、数年間、牛乳の生産を禁止。今でも牛乳の生産を規制している地域もあるという。

一方、日本政府は放射能を拡散。「食べて応援」とテレビでアイドルグループ「TOKIO」が広報している。汚染された牛肉、牛乳、きのこなどを平気で給食に出す市町村も存在する。
被災地の汚染された瓦礫を東京などに拡散させ、高い濃度のセシウムを肥料、コンクリートなどに混ぜることを許した。
いったいどんな健康被害が起きるのか…。。恐ろしい「放射能時代」だ。

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吉沢信之のプロフィル 昭和41年生まれ。長野市出身。平成3年、東京スポーツ新聞社入社。バルセロナ五輪、統一教会、オウム真理
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