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嘉門達夫「アホが見る〜」26年ぶり再発売

デイリースポーツ 3月2日(金)7時23分配信

 シンガー・ソングライターの嘉門達夫(52)の楽曲で、86年に発売された「アホが見るブタのケツ・2」が26年ぶりに再発売されることが1日、分かった。同曲は、テレビ東京系の子ども向け番組「ピラメキーノ」(月〜金、後6・30)で放送されたことをきっかけに、小学生を中心に再ブレーク。嘉門は「僕が学生時代に経験したことをもとにした歌が、今の子どもたちにも受け入れられるとはうれしいです」と喜びのコメントを寄せた。

 番組スタッフの脳裏に刻まれた強烈な思い出が、“再発売”へ結びついた。昨年、「ピラメキーノ」の企画会議で『子どものころにはやった歌』の話題になった際、20〜40代の出席者がこぞって嘉門の楽曲を挙げたという。

 「これだけ幅広い世代に受けているなら、今の子どもにも人気が出るのでは?」という考えで一致。昨年8月22日から「アホが見る‐」を番組内で流すと、予想通りの反響があった。

 86年の発売だが、歌詞は色あせていない。“パトカーや救急車のサイレンが聞こえると、『お前つれに来たんや!!』必ず言う奴”“バームクーヘンを一枚一枚はがして食う奴”など、現在でも通用するあるあるネタが並ぶ。番組では内容に合ったイラストとともに曲を紹介し、耳だけでなく目でも楽しめる形を取り入れてブレークした。

 26年ぶりのリリースは28日に決定。レコード盤はCDに進化した。発売元の日本コロムビアは「78年に発売された、ちあきなおみさんの『矢切の渡し』が4年を経て82年に再発売されたことはありましたが、26年ぶりというのは異例のスパンです」と驚いた。

 四半世紀以上あいてのまさかの展開。嘉門は「学校帰りの子どもが『アホが‐』を歌いながら歩いているという話を聞くと、何とも不思議な気分。でも、それだけ子どもの世界は昔も今も変わってないんでしょうね」と分析しつつ、「今の子どもたちにも受け入れられるとはうれしい」と感激した。

 低年齢層の人気を受け、5月5日に自身初の子ども向けライブ(大阪・UMEDA akaso)を開催する。

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最終更新:3月2日(金)7時38分

デイリースポーツ

 

嘉門達夫

歌手・アーティスト・タレント 嘉門達夫(カモンタツオ)
誕生日:1959年 03月25日
星座:おひつじ座
出身地:大阪
血液型:A

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