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宮城の農協・漁協に266億円投入

3月1日 20時38分

東日本大震災で被害を受けた農家や漁業者の資金繰りを支援するため、農林水産省と金融庁は、宮城県の5つの農協と宮城県漁業協同組合に対して、合わせて266億円余りを投入し、経営基盤を強化することを決めました。

東日本大震災で農業や漁業に大きな被害を受けたことから、政府は、法律を改正して、被災地の農協や漁協が資本を増強しやすい仕組みを整えてきました。
これを受けて、宮城県内の5つの農協と宮城県漁業協同組合が支援を申請したもので、農林水産省と金融庁は、合わせて266億円余りを投入して経営基盤を強化することを決めました。
具体的には、「JA南三陸」に13億5000万円、「JAいしのまき」に54億7000万円、「JA仙台」に105億1000万円、「JA名取岩沼」に7億5000万円、「JAみやぎ亘理」に18億6000万円、「宮城県漁業協同組合」に66億8000万円がそれぞれ投入されます。
政府は、先月、岩手県と福島県にある3つの農協に対し、合わせて300億円余りを投入することを決めています。